研修報告

1年も半分が過ぎ、例年より早く梅雨明けした今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

6月末に、研修に2件参加して参りました。

そのうち1件の研修で、興味深いことを聞くことができました。

参加していたリハビリの専門職である理学療法士、作業療法士から、「握力が落ちた時は、何か病気やアクシデントが起こっている証拠。一番わかりやすい指標なので、日ごろから握力を測定するのが大事。」という話を伺いました。

握力が落ちたら、体に何か異変が出ているという、一番わかりやすいサインなのだそうです。

認知症の症状が出た時などでも、握力が落ちることがあるそうです。

恥ずかしながら初めて知りましたが、勉強になりました。

今後も研修に積極的に参加して、日々研鑽していきたいと思います。

先月の和翔苑 つつじとあじさいの競演

「クーラーがあってもクーラーを使わない利用者さん」

一人暮らしの男性利用者さんは、クーラーがあってもクーラーは体が冷えるとのことで、クーラーを使用しない。

私は熱中症が心配なので、扇風機も使用しなかったので、扇風機だけは使用することをお願いする。

本人「あんたが入っているのに熱中症になる訳にはいかないから、ちゃんと水分を摂っているから大丈夫だよ。」とおっしゃる。

この方は、ご本人もおっしゃるのだが、自分の為というより、誰かの為と思う方が、ちゃんと出来る。とおっしゃる。この方は、糖尿病があり、自分の為と思うと、自分がどうなろうと良い。と自暴自棄もあったが、人を困らせたくないと思うと生活習慣を改善出来た。とのこと。

誰かを思う気持ちは大事だし、その方によって、こちら側の対応も違う。その方を知ることが大事だとつくづく思います。