体調を崩して入院していた方の中で、今月二人の利用者さんが、病院から退院するも自宅には戻らず、一旦施設入所することになりました。
ご家族としては、自宅に帰したい気持ちが強かったのですが、現在の体調や家庭での介護の環境では、自宅で十分な介護はできないという結論になり、老人保健施設に入所することになったのです。
今後退所して家に戻るのか、違う施設に入所を考えるのか、しばらくはリハビリもしながら状態を見極めて検討していく事になります。
ご本人の「家に帰りたい」という意欲が、リハビリの成果にも大きく左右されます。
お正月だけでも帰りたいという気持ちもあったかもしれませんが、新型コロナウイルスが流行してからは、施設から一時帰宅はおろか、外出もままならなくなっている現状があります。
そのことで、「もう家には帰れないんだろ?」とあきらめた感じで言う利用者さんもいました。
少しでも早くこのような感染状況が落ち着き、来年が普通の状況になるよう祈念して、今年の居宅のブログを納めたいと思います。
本年もいろいろお世話になり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。