ある利用者さんから、「和翔苑の前の公園に、びわの木があるよ」と教えてもらいました。
帰って見てみると、和翔苑の横の吾嬬西公園の中にある「戦災殉難者の慰霊碑」の所に、たくさんの黄色い実をつけたびわがありました。和翔苑の目と鼻の先の場所でした。
桜は毎年眺めていたのに、こんなにたわわに実ったびわがあることになぜ気付かなかったのだろうと、我ながら驚きました。
気付かないはずがないほど大きな木で、たくさん実がついているのです(美味しいかどうかはわかりません)。
ふと、人により視点・目線が違うと改めて認識しました。
利用者さんは、ゆっくり歩いて、立ち止まり周りをみて歩かれていたのでしょう。
私は、桜の時期以外は、公園をゆっくりみることはあまりなかったように思いました。
和翔苑の中から公園を眺めることはありましたが、びわの木はちょうど見えませんでした。
急ぎ過ぎて大事な物を見落とさないよう、利用者目線に近付けるよう、日々精進していきたいと思いました。